iPhone Xを改造してLightningポートをUSB-Cポートに置き換えた人物が、今度はAndroidスマートフォンにLightningポートを取り付けました。
Galaxy A51にLightningポートを搭載
“世界初のUSB-C搭載iPhone”と銘打ち、iPhone XのLightningポートをUSB-Cポートに置き換えて話題を呼んだケン・ピロネル氏が、今度はSamsungのGalaxy A51にLightningポートを取り付けました。”世界初のLightningポート搭載Android”と題し、制作過程を撮影した動画も公開しています。
Lightningポートが取り付けられたGalaxy A51は、Lightningケーブルを使って充電、データの送受信が可能です。
今回は売りに出さない予定
米メディアEngadgetのインタビューに答えたピロネル氏によると、AppleのLightningケーブルはAppleデバイスしか充電しないように設計されているため、ケーブルにAndroidスマホをAppleデバイスだと誤認識させる「トリック」を考えるのが難しかったそうです。
同氏はiPhoneにUSB-Cポートを取り付けた経験が今回の実験にも役立ったとし、AndroidスマホにLightningポートを取り付けるほうが簡単だったそうです。
ピロネル氏作のUSB-Cポート搭載iPhone XはeBayで売りに出され、86,001ドル(当時の為替相場では約980万円)で落札されました。しかし今回のLightningポート搭載Galaxy A51については売る予定はなく、手元に置いておくつもりだと同氏は述べています。