韓国メディアThe Elecが、Samsung DisplayはiPhone14シリーズ用有機EL(OLED)ディスプレイ製造において、サプライヤーを追加すると報じました。
新たなサプライヤーがキャッピング層を供給
Samsung Displayが使用するOLEDの材料セットである「M11」のキャッピング層(CPL)はこれまで、保土谷化学工業が単独供給していたようです。
Samsung DisplayはOLEDの材料セット「M12」のCPLのサプライヤーに、Solus Advanced Materialsを追加するとThe Elecが伝えました。
Solus Advanced MaterialsはM11において製品を供給できませんでしたが、M10ではCPLを単独供給していました。
iPhone14シリーズとGalaxy Z Fold4/Flip4に搭載
The Elecによれば、M12を使用して製造されたOLEDディスプレイは、iPhone14シリーズとSamsungの新型折りたたみスマホに搭載されるのことです。
Samsung Displayと共にiPhone用OLEDディスプレイを供給するLG Displayは、iPhone13シリーズ向けディスプレイのCPLを、LG ChemからP&H Techに変更していました。