リーカーのDylan氏(@dylandkt)がAppleのソフトウェアについて、昨年リリースされる予定だった機能の多くが、今年のリリースへとずれ込んでいるとTwitterに投稿しました。
パンデミックが影響
Dylan氏によれば、新型コロナウイルス感染症のソフトウェア開発スケジュールへの影響は、2020年の時よりも2021年のほうが大きかったそうです。
そのため、2021年のリリースが予定されていたソフトウェア機能の多くが、日の目を見ることはありませんでした。
Dlyan氏は「昨年のWWDCで発表されたユニバーサルコントロールのような機能さえ、導入がかなり遅れている」と例を挙げています。
つまりiOS15やmacOS Montereyの最初のバージョンがリリースされた当初、多くの機能が利用できなかった理由は、パンデミックにより開発に遅延が生じていたため、ということになります。
ソフトウェア開発者がリモートワークに慣れてきた?
Dylan氏とフォロワーのやり取りによれば、Appleが従業員に対しオフィス復帰を求めていたのは、リモートワークではソフトウェア開発スケジュールの遅れを解消できなかったためのようです。
ただし最近ではソフトウェア開発者が以前よりもリモートワークに慣れてきたようだ、とDylan氏は述べています。