Appleが一時的に時価総額3兆ドルを上回ったと伝えられたばかりですが、昨年のパフォーマンスを見ると、実は仮想通貨のビットコインよりも価値が上がっていたことがわかりました。
Appleは安定した成長を記録
Bloombergによれば、Appleの株価は昨年40%以上上昇したのに対して、ビットコインは38%少し超えるにとどまったとのことです。すなわち、Appleのほうがビットコインよりも価値が上昇したことを意味します。
特筆すべきは、Appleのほうがはるかに急激な価格変動が少なかったことです。Appleの大きさと成熟具合、2021年が暗号資産にとって特別な年だったことを考慮すると、本当に素晴らしい、とBloombergはコメントしています。
価格変動が激しかったビットコイン
ビットコインは昨年4月から7月の安値まで50%以上のドローダウンを記録しました。そして11月のピークからさらに31%のドローダウンがありました。これに対し、Appleの最大のドローダウンは年初に発生し、19%にとどまりました。
昨年はビットコインおよび暗号資産が大きく成長しましたが、大きな価格変動の割に、iPhoneを製造する会社ほどリターンが得られなかった、とBloombergは記事を締めくくっています。