韓国LGがキーボードの左右にタッチスクリーンを搭載したノートパソコンの特許を出願していたことが、海外テックサイトのMySmartPriceにより報告されています。
ノートパソコンにタッチスクリーンを搭載するというアイディアは、すでに台湾ASUSのノートパソコン「Zenbook 14X OLED」などによって実現しています。同PCではタッチスクリーン「ScreenPad」をセカンドディスプレイとして利用可能です。
LGがWIPO(世界知的所有権機構)に出願した今回の特許では、右側のタッチスクリーンをトラックパッド兼テンキーとして、そして左側を画面の明るさや音量レベルの調整に利用できるとしています。また、これらの機能はユーザーにあわせてカスタマイズすることが可能です。
そしてキーボードと2個のタッチスクリーンの上部スペースには、パワフルなスピーカーを搭載したり、あるいはスタイラスに対応したセカンドディスプレイが搭載できるとしています。また、ディスプレイを開くと本体が浮き上がり、効率的に排熱できる機構も取り入れられています。
このようにタッチスクリーンとサブディスプレイをノートパソコンに搭載するアイディアは、ASUSの「ZenBook Duo 14」などでもすで採用されています。タッチスクリーンに挟まれたキーボードに十分なスペースが割けるのかどうかは若干疑問ではありますが、ノートパソコンの限られた本体スペースを少しでも有効活用するためのアイディアだといえるでしょう。