コスパの高いスマートフォンメーカーとして有名なファーウェイですが、近年はパソコン周辺機器や、スマートウォッチといったウェアラブル製品も多数展開しているのをご存じでしょうか。
そんなファーウェイは、2021年11月25日には、多数のジャンルに計11製品を同時リリース。製品のタッチ&トライに参加してきたので、今回は11製品の中からパソコン周辺機器に焦点を当てて紹介していきます。
深めのキーが気持ち良い打鍵感を演出するキーボード【HUAWEI Ultrathin Keyboard】
まず紹介したいのが、外付けのBluetoothキーボードである「HUAWEI Ultrathin Keyboard」。ファーウェイとしては、日本市場に初投入するワイヤレスキーボードで、12月31日発売予定、ファーウェイ公式ストアで1万800円となっています。
本体は無駄な装飾のないシンプルなデザインになっており、14mmと薄型の設計になっているのが特徴。質量もわずか約320gに収まっているため、カバンに入れて持ち運ぶことも可能でしょう。ただし、英語配列/84キーのキーボードとなっているので、普段日本語配列キーボードを使用している人は、慣れるまで時間がかかるかもしれません。
キーストロークは2.5mmで、本体のサイズや薄さを考えると深めに設計されています。実際に触ると、“スッ”と軽快に沈み込む印象で、軽い感覚でタイピングが行えました。タイプ音もほぼ聞こえない静音タイプになっているので、オフィスでも周囲の人を気にすることなく使用できるでしょう。
また、Bluetooth接続は最大3つのデバイスと接続可能。F8/F9/F10に登録されているショートカットを使用することで、シームレスに接続デバイスの切り替えを行うことができます。
バッテリー容量は2250mAhとなっており、最大12か月間連続して使用可能。充電はUSB Type-Cポートより行います。カラーバリエーションはオリーブグリーンとスペースグレーの2色展開です。
シンプルなデザインとガラス面でも動かせるワイヤレスマウス【HUAWEI Bluetooth Mouse(第2世代)】
パソコン周辺機器として、シンプルなデザインのBluetoothマウス「HUAWEI Bluetooth Mouse(第2世代)」も登場。こちらは12月3日発売、HUAWEI公式オンラインショップでの販売価格は3980円となります。
本体は2つのボタンにホイールを採用した、一般的でシンプルなデザイン。やや小さめになっており、比較的薄い設計になっているので、自然に手になじみ扱いやすい印象です。
底面には高性能TOGセンサーが搭載されており、マウスパッドを使用せず、ガラステーブルなどでも動かせるようになっています。バッテリーは充電式ではなく、電池式を採用しました。
底面にはスイッチが搭載されており、最大3つのデバイスとの接続/切り替えができます。カラーバリエーションはオリーブグリーンとサクラピンクの2色です。
ちなみに、「HUAWEI Ultrathin Keyboard」「HUAWEI Bluetooth Mouse(第2世代)」ともにオリーブグリーンが採用されているのですが、これは先に発売されている「HUAWEI MateBook X Pro」のエメラルドグリーンと合わせて利用することで、統一感を楽しむこともできるようになっています。
高リフレッシュレートと曲面ディスプレイが魅力のゲーミングモニターが2サイズ登場【HUAWEI MateView GT スタンダードエディション】
モニター製品としては新たに、「HUAWEI MateView GT 27型スタンダードエディション」「HUAWEI MateView GT 34型スタンダードエディション」の2モデルが登場します。
27型は11月25日発売、公式オンラインショップでの販売価格が4万9980円。34型は12月3日発売で、公式オンラインショップでの販売価格が6万2800円となっています。
2モデルの違いは基本的にサイズのみ。27型はアスペクト比が16:9とやや横に長いデザインで、解像度が2560×1440です。34型はアスペクト比が21:9の「ウルトラワイド」と呼ばれる比率になっており、解像度が3440×1440の3Kになっています。
両モデルともにディスプレイの左右が内側に湾曲したデザインを採用しており、正面だけでなく、角度のある位置からディスプレイをのぞき込んでも、視認性の高さが確保されています。
また、上下左右のベゼルがかなり細く設計されているため、本製品を2台以上並べて、連続した映像を出力するのも快適。こちらも、湾曲したディスプレイのおかげで正面から全体が見やすいのが特徴です。
ゲーミングモニターとしても優秀で、最高165Hzのリフレッシュレートに対応し、10.7億色の色彩を表現可能。「ダークフィールドコントロール」機能では、全体の輝度を上げることなく、暗い部分の明るさのみを調整できるので、視認性を上げることが出来るのも特徴です。
ディスプレイ下部にはジョイスティックが搭載されており、1つのボタンを上下左右に動かすことで、ディスプレイの設定を変更できます。モニター製品は、複数のボタンを搭載することも多いのですが、1つにまとめることで簡単に操作できるのが便利です。
実は今回登場したモニター2モデルは、2021年9月頃に発売を開始した「HUAWEI MateView GT」のマイナーチェンジモデル。スタンド部分に搭載されていた「サウンドバー」や、USB Type-Cケーブルでの給電機能を省くことで、より安価に購入可能な製品となっています。
ノートパソコンの持ち運びに便利なリュックサックも登場!?
今回同時に発表された計11種類の新製品の中でも、異彩を放っているのが「HUAWEI Classic Backpack」でしょう。デジタル製品があふれるタッチ&トライ会場にて、一部だけ“ファッションブランドの発表会”のような展示になっていました。
実物に触るまでは、「なんでHUAWEIからリュックが……」とも思いましたが、耐久性に優れたナイロン生地や高級感のあるデザイン性、大型のノートパソコンもすっぽりと収納できるサイズ感は十分実用的。大容量になっているので、ちょっとした旅行鞄などにも使えそうです。
カラーバリエーションはミッドナイトブラックとオリーブグリーンの2色。発売は2021年の12月3日、公式オンラインショップでの販売価格は8800円となっています。