Appleは現地時間12月20日、Safari Technology Preview 137を開発者向けにリリースしました。
Safari Technology Preview 137がリリース
Safari Technology Preview 137には、Web Inspector、CSS、JavaScript、WebAssembly、Experimental Model Element、アクセシビリティ、Web API、Content Security Policy、メディア、Apple Pay、Web Extensionsに関するバグ修正とパフォーマンスの改善が含まれています。
現在リリースされているSafari Technology Previewは、Safari15.4に基づいて構成されており、macOS Montereyで導入されたSafari15の機能が含まれています。「タブ・バー」「タブ・グループ」などの新機能が追加され、Web拡張機能のサポートが強化されています。Appleは、Safari Technology Preview 135で新型14インチおよび16インチMacBook Pro向けに120Hzのリフレッシュレートのサポートを追加しました。
なお、Web上の画像内のテキストを抽出して編集することができる「テキストの認識表示(Live Text)」にも対応していますが、macOS Montereyのベータ版とM1 Macが必要です。さらに、重要な箇所にリンクやハイライトを追加できる「Quick Note」もサポートされています。
ソフトウェア・アップデートよりダウンロード可能
Safari Technology Preview 137は、旧ブラウザを使用しているユーザーであれば、システム環境設定の「ソフトウェア・アップデート」よりダウンロードできます。Safari Technology Previewは開発者向けに設計されているものの、開発者アカウントがなくとも誰でもダウンロードが可能です。