長らく繰り広げられているiPhoneとAndroidのシェア争い。現時点で、日本国内におけるiPhone派とAndroid派の比率はどのようになっていて、また、どちらが多いのだろうか?
MMD研究所はこのほど、スマートフォンを所有する18歳~69歳の男女36,006人を対象に2021年11月15日~11月17日の期間で「2021年12月スマートフォンOSシェア調査」を実施した。調査結果は以下のとおり。
※本リリースでは、アンケート調査により回収されたサンプルを人口構成比に合わせるために、ウエイトバック集計している。
メインで利用しているスマートフォン、iPhone利用率45.7%、Android利用率47.0%
スマートフォンを所有する18歳~69歳の男女36,006人を対象に、現在メインで利用しているスマートフォンについて聞いたところ、「iPhone」が45.7%、「Android」が47.0%となり、「その他のスマートフォン」が2.2%、「わからない」が5.0%となった。
2019年に聴取した同様の調査と比較すると「iPhone」は3.2ポイント増、「Android」は3.2ポイント減という結果となった。
年代別にみると、iPhoneは10代女性(n=561)が最も多く82.4%、次いで20代女性(n=2,861)が76.5%、10代男性(n=582)が69.5%、20代男性(n=2,983)が62.2%となった。
Androidは、60代男性(n=3,430)最も多く58.9%、次いで40代男性(n=4,146)が55.6%、60代女性(n=3,571)が55.0%、50代男性(n=3,564)が54.4%となった。
現在メイン利用している端末のシリーズ、iPhoneの1位は「iPhone SE(第2世代)」、Androidの1位は「AQUOSシリーズ」
iPhoneユーザー16,453人と、Androidユーザー16,929人を対象に、現在メイン利用しているスマートフォン端末のシリーズを聞いたところ、iPhoneユーザー(n=16,453)は「iPhone SE(第2世代)」が17.8%、次いで「iPhone 7以前のiPhone」が14.1%、「iPhone 8/iPhone 8 Plus」が13.9%となった。
Androidユーザー(n=16,929)はメーカーシリーズ別で聞くと、「AQUOSシリーズ」が30.6%、次いで「Xperiaシリーズ」が23.5%、「Galaxyシリーズ」が14.3%という結果となった。