巨大市場であるインドにApple Storeをオープンするという計画は以前からありましたが、これまでは新型コロナウイルスの影響で延期されていました。
しかしながら、Appleは正式にインドでApple Storeを開くための人材募集を開始し、ようやく計画が進み始めたようです。
ムンバイとデリーで初のApple Storeをオープン
Appleの採用担当であるニディ・シャルマ氏はLinkedIn上に、インドで最初の2つのApple Storeをムンバイとデリーにオープンすると投稿しました。
Appleの求人ページにもすでに情報があり、テクニカルスペシャリスト、ストアリーダー、スペシャリスト、シニアマネージャー、オペレーションエキスパート、マネージャー、ジーニアスといった職種の募集がおこなわれています。
具体的なApple Storeのオープン時期については明らかにされていません。
Apple Storeのオープンでシェアを伸ばせるか
調査会社のCounterpointによると、2021年第3四半期(7月~9月)において、Appleはインドのスマートフォン市場でシェア上位5メーカーに食い込めていません。
ただ、その出荷台数は前年同期比で全メーカー中トップとなる212%増を記録しています。
さらに、30,000ルピー(約46,123円)以上の価格帯では44%、45,000ルピー(約69,184円)から65,000ルピー(約99,932円)の価格帯では74%という圧倒的なシェアを持っています。
インドでのApple Storeのオープンにより、Appleは同地のスマートフォン市場におけるシェアをさらに伸ばすことでしょう。