Windows 11に新たな不具合が見つかりました。
設定やSnipping Toolなどのアプリがクラッシュするというもので、デジタル証明書の期限切れに起因しているとのことです。
Snipping Toolが開けないというエラーが多数報告
Windows Latestによると、Windows 11のSnipping Toolが「このアプリは開けません」というメッセージとともにクラッシュするという問題が多数報告されているとのことです。
このクラッシュはMicrosoftのデジタル証明書が失効したことによるものとされています。
Microsoftのサポート担当者は、「現在調査中問題であり、まもなく修正される予定」としています。
日付を一時的に修正することで解決
この問題は、システムの日付を一時的に修正することで解決するそうです。
設定の時刻と言語→日付と時刻から、「時刻を自動的に設定する」を無効にし、日付を10月31日以前に変更します。
その後、最新の日付に戻すことでほとんどの場合は問題が解決するそうです。
また、Windows 11に以前のバージョンからアップグレードした場合は、Windows.old/Windows/System32にあるSnippingTool.exeを使うことで、古いSnipping Toolが問題なく利用可能です。
Snipping Tool以外でも発生?
この問題はSnipping Tool以外でも起こるという報告もあります。
設定、クリップボード、絵文字パネル、タッチキーボードなどのアプリを開こうとすると頻繁にクラッシュするとされています。
これらもSnipping Toolと同じく、デジタル証明書の期限切れに伴うバグのようです。
Microsoftはこれらのアプリがクラッシュする問題を認識していると述べており、修正プログラムがリリースされる予定です。
Windows 11については、コンテキストメニューを開くのが遅いという不具合も新たに確認されています。