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楽天モバイル、Android 12アップデートで自社オリジナル端末全てがまさかの対象外に!

楽天モバイルが10月27日、Android 12へのバージョンアップを予定するスマートフォン製品リストを公開した。対象機種はAQUOSやGalaxyシリーズ、OPPOなどの計8種類で、これらの端末には今後、Android 12へのバージョンアップが提供されるようだ。ところが、一部の楽天ユーザーからは不満の声が上がっているという。ユーザーとしては嬉しいはずのバージョンアップの発表で異論が噴出する理由とは…?

オリジナル端末はすべてアプデ対象外に?

不満の声が上がっている理由、それは「楽天モバイルのオリジナル端末がアプデ対象外になっているから」。公式サイトを確認すると、「Rakuten BIG s」「Rakuten BIG」「Rakuten Hand」のオリジナル3機種は、現時点ではAndroid 10のまま。Android 11以降へのバージョンアップ予定は今のところ未定のようだ。

楽天モバイルのオリジナル端末はコストパフォーマンスが高く、ポイント還元を差し引けば5G対応のスマホが高くても3万円程度で購入できる。小さめサイズのRakuten Handにいたっては、製品価格が2万円でポイントが最大2万ポイント還元されるので実質タダで手に入ってしまうのだ。ユーザーも安い分ある程度はアフターサポートについて過度な期待をしていないのかもしれないが、メイン機として使っていたユーザーからは落胆の声が漏れている。

安かろう悪かろう”のイメージが加速?

オリジナル端末がアプデ対象外になったことについて、ネットでは「自社製のも頑張ってほしかった」「自社端末はアプデ予定無し?流石斜め上逝くキャリアの楽天だね」「もう楽天端末は買いません」など批判的な声も多数。通信障害などでユーザーを騒がせている楽天モバイルだが、今回の一件でまたイメージダウンしてしまったようだ。

また、なかには「あの値段なら売り逃げ目的なのはわかりきってる話」と指摘する声も。恐らくだが、オリジナル端末は販売価格をリーズナブルに設定したため、アップデートまで費用を捻出できなかったのだろう。もし次にオリジナル端末が新発売することになっても、購入する人は少ないのかもしれない。

料金プラン・端末ともに驚きの安さでスマホ界の常識をひっくり返し、世間を賑わせた楽天モバイル。しかし、購入後のサポート体制の不十分さやつながりにくさでクチコミの評価は下がりつつある。“安かろう悪かろう”のイメージが定着しつつあるのは歓迎すべき事態ではないだけに、このあたりで起死回生を図りたいところだ。



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