iOS版WhatsAppの最新のベータ版が、ベータテスター向けに公開されました。最新バージョン「2.21.220.15」では、InstagramやYouTubeなどの動画をアプリ内で直接視聴できるピクチャー・イン・ピクチャー(PIP)機能が改善されています。
ピクチャー・イン・ピクチャー機能が導入
WhatsApp関連のニュースを専門に扱うWABetaInfoによると、ピクチャー・イン・ピクチャー機能に、新たにコントロールバーが実装されたとのことです。画面を簡単に移動させることができるほか、動画を終了してフルスクリーンモードで表示する機能など、いくつかのショートカットも備えられています。
この新しい機能は、一部のiOSベータテスターにのみ提供されていますが、WhatsAppは、今後のベータアップデートで徐々に展開を広げていく予定です。
ブランディングをWhatsApp from Metaに変更
iOS版WhatsAppの前ベータ版であるバージョン「2.21.220.14」では、ブランディングが従来の“WhatsApp from Facebook”から“WhatsApp from Meta”に変更されていることが明らかとなりました。
「Meta」は、現地時間10月28日に発表されたFacebookの新社名です。同社のマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は、今後10年以内に、メタバースを10億人に行き渡らせるという目標を掲げ、社名変更を発表した際には、次のように述べています。
私たちの活動の全てを内包し、私たちが何者であって何を構築したいのかを反映するために、新しい企業ブランドを採用する時期に来ています。私たちの会社がMetaになったことを発表でき、誇りに思います。