PlayStation 5がスクリーンショットやビデオの自動クラウドアップロードに対応し、スマホのPS App からダウンロードや共有ができるようになりました。
PS5でキャプチャしたけれど手動シェアや転送はしていなかった画像や動画をどこからでもスマホだけで見つけて使えるようになり、キャプチャの活用が楽になります。
PS App のゲームキャプチャーは現在カナダと日本でのみ、ベータ版として提供される機能。iOS / Android版 PS Appの最新バージョンに更新するだけで利用でき、ベータテスター登録などは必要ありません。
PS5キャプチャ自動アップロード・PS Appからアクセスの設定方法
iOS / Android版 PS App の最新バージョンで、使うPS5 と PS App をリンク。
(PS Appの「設定 > 本体管理 > 本体とPS Appをリンク」)
PS App の「設定 > 本体管理 > キャプチャー」 から自動アップロード有効を選択
PS5の「設定 > キャプチャーとブロードキャスト >キャプチャー」から自動アップロード有効を選択
PS5の電源は切らず、スリープ中にアップロード / ダウンロードができる「レストモード」を選ぶ必要があります。
自動アップロードされるメディアの条件
スクリーンショット:すべて
ゲームクリップ:1920 x 1080まで、3分以下 (3分を超える長さや、4K動画はアップロードされない)
キャプチャはPS App の「ゲームライブラリー > キャプチャー」から確認でき、選んでダウンロードやシェアが可能。
PS5 からも特定のSNSや動画サービスにシェアはできますが、とりあえずキャプチャしておいて後からスマートフォンで扱えるのは快適です。
自動アップロードされたキャプチャは14日間SIEのクラウドサーバに保存したのち削除される仕組み。少なくともベータテストについては、PS Plusへの加入は必要ありません。
キャプチャの自動アップロードとPS Appからのアクセスはカナダと日本のみ対象のベータテストとされており、保存されるキャプチャの条件や14日間という期間も含め、今後正式に導入されるとはかぎりません。
Xbox はクラウドへの自動アップロードに以前の世代から対応していましたが、2019年のソニーとマイクロソフトのクラウド分野提携が功を奏したのか、ようやくプレイステーションでも個別アップロードを意識せずスマホからキャプチャにアクセスできるようになりました。