ニューヨークのブロンクスに新しくオープンしたApple The Mall at Bay PlazaはこれまでのApple Storeとは少し違った部分もあり、同店舗の特徴がこれから世界各国で開店、改装される店舗の先駆けになる可能性もあります。
ショッピングセンター内の店舗
日本でショッピングセンター内にApple Storeが入居する例はApple 川崎だけなのですが、アメリカでは多数のApple Storeがショッピングセンター内で営業しています。今週、ニューヨーク市ブロンクスにオープンしたApple The Mall at Bay Plazaもショッピングセンター内に出店された、比較的規模の小さなApple Storeです。
このApple Storeには店舗面積の小ささを補う工夫が施されています。通常、Apple Storeで商品を注文すると、スタッフがバックヤードに製品を取りに行き、顧客へと手渡します。しかしこの店舗には壁に組み込まれた収納があり、そこに全ての製品が収納されています。注文をスタッフはここから商品を取り出し、顧客にピックアップゾーンに設置された専用のテーブルで商品を手渡します。
Apple The Mall at Bay Plazaの売り場には平面的に広がっているのですが、Today at Appleができる場所、ピックアップゾーン、展示スペース、Genius Barの予約待ち用の場所が用意されています。この店舗で始まった売り場形態がうまくいけば、同タイプの店舗が今後、世界各国のショッピングセンター内に設置されていくかもしれません。