nanacoとWAONが待望のApple Pay対応!
日本国内の電子マネーの2大巨頭、nanacoとWAONが2021度年内にApple Payで使えるようになることが、両サービス運営2社より発表された。
Apple Payは、交通系電子マネーSuicaやPASMOのほか、クレジットカードなどを一括管理できるAppleのモバイルウォレット。対応サービスの登録だけで、iPhoneやApple Watchで買い物をしたり、残高を確認したりできる。
そこに、大手スーパーマーケットのイトーヨーカドーやコンビニエンスストアのセブン-イレブンなど約80万店で使えるnanacoと、全国84万ヵ所以上で使えるWAONが加わる格好だ。
なお、nanacoは約7400万人の会員を保有し、WAONの累計発行枚数は8766万枚となっている。これまでAndroidの一部端末でしか使えなかった両サービスだが、Apple Payへの対応でさらなるユーザー数や発行数の拡大を狙う。
ただ、Android版と同様にiOS向けのアプリが用意されるのかは現時点で未定。また、買い物の度にポイントが付与され、貯めたポイントを使うなど、現在の付加サービスがそのままiOS版へ継承されるのかも不明だ。
あと数ヵ月もすれば、電車に乗るときはSuica、買い物をするときはnanacoというように、使い分けが可能になる。さらに、これらサービスの支払いにクレジットカードを設定しておけば、ポイントも期待できそうだ。