Windows 10ミニTips 第639回 「既定のコンピューター名」のわかりにくさを解消する

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Microsoft Edgeのアドレスバーに「edge://about」と入力すると？

Windows 10をインストールしたPCのコンピューター名は、既定で「DESKTOP-○○」となる。PC1台のみであれば特に不自由することはないが、個人のPCと自宅勤務を理由に会社から貸与されたPCを併用するなど、複数のPCを使う際は名前を変更した方がわかりやすい。

会社用PCがドメインに参加し、コンピューター名で管理している場合は変更しない方が得策だが、個人用PCはわかりやすい名称を付けた方が便利である。たとえば「ネットワーク」から他のPCを参照する場面や、プリンターなどデバイスへの接続可否を設定する際も、ひと目で見分けが付くからだ。

注意したいのがコンピューター名に使用する文字。15文字以内、「@」など使用できない文字がある。具体的な制限はMicrosoftの公式ドキュメントを参照してほしい。

もう1つは命名規則。これといったルールはないが、筆者は惑星の名前やギリシャ神話の神々を用いてきたが、近年は「SurfacePro7」など、そのままPCのブランド名を付けてしまうことが多くなった。果物でも野菜でも好きな作品の登場人物でも、ご自身の好みに応じてコンピューターを名付けてほしい。

著者 : 阿久津良和 あくつよしかず 1972年生まれのITライター。PC総合誌やDOS/V専門誌、Windows専門誌など、各PC雑誌の編集部員を経たのちに独立。WindowsとLinuxをこよなく愛しつつ、PC関連の著書を多数手がける。近年はBtoCにとどまらず、BtoBソリューションの取材やインタビューが主戦場。休肝日を設けず日々飲み続けてきたが、γ-GTP値が急激に増加し、早急な対応を求められている。 この著者の記事一覧はこちら