Appleが、リリースしたばかりのiOS14.7とiPadOS14.7において修正したセキュリティ上の問題について、詳細を公開しています。なお現時点(7月22日午後2時)では、日本語版はまだ公開されていません。数日中に公開されると思われます。
多くの問題点が修正されたセキュリティアップデート
AppleはiOS14.7およびiPadOS14.7のセキュリティアップデートをまとめたページを公開しました。今回のセキュリティアップデートは広範囲に及び、多くの項目が列記されています。
たとえば「探す」については、「悪意あるアプリが『探す』データにアクセスできる」問題が解決されています。これはiPhone62以降のiPhone、iPad Proの全モデル、iPad Air 2以降、第5世代iPad以降、iPad mini 4以降、第7世代iPod touch以降に影響します。
また悪意あるWi-Fiネットワークを使用すると、DoS攻撃や任意コード実行の被害にあう可能性のある問題を含む、多くの問題が解消されていますので、早めのiOS14.7、iPadOS14.7へのアップデートをお勧めします。
なお今回iPadOS14.7は、iOS14.7よりも2日遅れてリリースされるという、異例のパターンでした。