華為技術日本(ファーウェイ・ジャパン)は7月23日に、「HUAWEI MatePad」シリーズの新機種として、11インチの大画面タブレット端末「MUAWEI MatePad 11」のWi-Fiモデルを発売する。価格はオープンで、税込の実勢価格は5万4780円前後の見込み。
「MUAWEI MatePad 11」は、ベゼルを極限までスリムにした、約10.95インチのフルビューディスプレイによって、画面占有率約86%を実現した。DCI-P3を100%カバーすることで、シネマレベルの色域を実現するとともに、デルタE値が1未満の色精度によって、よりリアルな画像をきめ細かく表示できる。また、同社のタブレット端末としてははじめて、ソフトウェアとハードウェアの両面でテュフインランド認証を獲得している。ディスプレイのリフレッシュレートは120Hzで、ネットサーフィンやゲーム、映画鑑賞など、滑らかなアプリ動作やUI操作を可能にした。OSは、HarmonyOS 2を採用しており、ユーザーインターフェースが進化し、操作性が改善されている。また、HarmonyOS 2でもこれまで「MatePad」シリーズで動作していたアプリを使用できる。
そのほか、Harman Kardon監修によるチューニングが施された4基のスピーカー、ミラーリングモード/画面拡張モード/シェアリングモードのサポートが追加されており、別売の専用スタイラスペン「HUAWEI M-Pencil(第2世代)」は、耐久性を大幅に向上するとともに、4096段階の筆圧感度に対応する。また、別売の専用キーボードも用意するほか、Bluetoothマウスの接続にも対応している。CPUにQualcomm Snapdragon 865、10.95インチIPS液晶ディスプレイ(解像度2560×1600)、メモリ6GB、128GBのストレージ、約1300万画素/約800万画素のカメラ、最大1TBのメディアに対応するmicroSDカードスロットなどを搭載する。対応無線通信は、IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠の無線LANと、Bluetooth 5.1。サイズは幅254.0×高さ165.0×奥行き7.25mmで、重さは約485g。