マックス株式会社は、ホッチキス「Vaimo11」シリーズの新製品として、2021年7月15日(木)に「Vaimo11 LONG」を発売する。中綴じ用のアイテムで、本製品を用いると印刷物の見開き中央部に沿って簡単にホッチキスで綴じることが可能。全国の文具店/量販店/ECサイトなどを通じて販売される。希望小売価格は10,450円(本体 9,500円+税10%)。
本製品は、同社が「Vaimo11」シリーズで培った“厚い書類を小型の本体で綴じる技術”や、軽い力で綴じられるNo.11針を採用。従来の中綴じホッチキスの問題点の解決が図られた。冊子の中綴じに最適な“綴じ形状”を追求し、針足の先端が紙に向くため針先が引っ掛かりにくい「先曲げクリンチ」機構形状を開発。また、バラつきのない冊子づくりを行えるように、綴じ位置を決めやすいネジ固定式の「ストッパー付置決めゲージ」を搭載しており、底面の「本体滑り止めラバー」がしっかりと本体を支える。
これまで用紙20枚での中綴じでは線径の太い3号針を用いる機種が必要であったが、新製品ではハンディホッチキスの定番であるNo.10針と同じ線径のNo.11針を使用(Vaimo11シリーズ共通)。これにより、最大30枚の中綴じに対応しながらも“軽い綴じ心地”が実現されている。
本体サイズは76(幅)×76(高さ)×405(奥行)mmで、重量は700g。64g/㎡(55kg紙)のPPC用紙を綴じた場合、2〜30枚(最大120ページ)の綴じ枚数に対応する。中綴じ可能なサイズは、B5〜A2サイズでレターサイズもOK。針装てん方法はワンタッチオープン方式で、針装填数は100本の仕様となっている。