アンカー・ジャパンは8日、超小型のACアダプター「Anker Nano II 65W」と「同30W」を発表した。
充電器の新技術「Anker GaN II」の採用製品として、「Anker Nano II 45W」に続くもので、65Wは8日10時より予約販売開始、27日10時より通常販売で、30Wは8日10時より通常販売となる。価格は、65Wが3990円、30Wが2990円(ともに税込)で、すでに発売中の45Wは3390円である。
両モデルともに、従来の同出力のアダプターに比べて、約60%のコンパクト化を実現している。各社のUSB Power Delivery対応製品、USB端子で充電する製品に給電が可能だ。Nano IIシリーズの給電端子はタイプCだが、ケーブルは付属していないので、別途ユーザーが準備する必要がある。
大容量の65Wのサイズは44×42×36ミリで重量は112グラム、出力は5V・3A、9V・3A、15V・2A、20V・3.25Aで、最大出力は65Wとなる。プラグ部分は45Wモデルと同様に折りたたみ式だ。
同社で動作確認がされている機器としては、下記が紹介されている。
スマートフォン iPhone 12 / 11 / SE(第⼆世代)/ X / 8、Galaxy S21 / S20 / S10 / S9 / S8 / Note20 / Note10 / Note9 / Note8、Pixel 5 / 4 / 3など タブレット iPad(第8 世代)/ iPad Air(第4 世代)/ iPad Pro(12.9 インチ)(第5 世代)/iPad Pro(11 インチ)(第3 世代)/ iPad mini(第5 世代)など ノートPC MacBook Air (M1、2020) / Air (Retina ディスプレイ、13 インチ、2020) / Pro (13インチ、M1、2020) / Pro (13 インチ、2020) / Pro 16 インチ、Dell XPS 15 / 13、Lenovo ThinkPad X1 / X390 / E490、HP EliteBook x360 / Spectre Folio、NEC LAVIE、VEGA、Huawei MateBook 13
30Wモデルのほうはサイズが38×32×30ミリで、重量は47グラムと50を切った超軽量を実現している。ただし、45Wや65Wモデルのように、金属のACプラグ部分を折り畳むことはできないので、実質サイズはこれより大きくなる。
出力は、通常で5V・3A、9V・3A、15V・2A、20V・1.5Aで最⼤30W出力。また、PPS 出⼒では、3.3-11V・3A、3.3-16V・2Aとなる。
発表資料による対応機種は、 スマートフォン iPhone 12 / 11 / SE(第2 世代) / X / 8、 Galaxy S21 / S20 / S10 / S9 / S8 / Note20 / Note10 / Note9 / Note8、Pixel 5 / 4 / 3など タブレット iPad(第8 世代)/ iPad Air(第4 世代)/ iPad Pro(12.9 インチ)(第5 世代) /iPad Pro (11 インチ)(第3 世代)/ iPad mini (第5 世代) など ノートPC MacBook Air (M1、2020)/ Air(Retina ディスプレイ、13 インチ、2020)など
Type-C充電機器にはもちろんフツーに使えます
ちなみにすでに発売となっている45Wモデルは、35×38×41mmで重量は68gで、3兄弟の出力、容積と重量の比率は、30Wを1とすると、以下のとおりだ。
出力の割にサイズが小さいのは65Wモデルで、軽いのは45Wモデルということになる。お値段もそれほど変わらないので、どれを買うか迷うところだ。
45Wモデルをいろいろな機器につないでみたレポートは下記を参照してほしい。Power Delivery機器はもちろん、タイプC端子で充電できるデジタルカメラや各社のスマホから、ゲーミングノートPCまで給電できていますよ~~。