MicrosoftはWindows 7/8.1からWindows 11へのアップグレードは、最低システム要件を満たしている限りサポートを継続しているとしています。しかしながら、その場合にはクリーンインストールや再インストールが必須となり、アプリや設定、カスタマイズが消去されてしまう可能性があるとのことです。
直接のアップグレードパスが用意されないWindows 7/8.1
Windows 10からWindows 11へのアップグレードは、Windows Update、WSUS、メディア作成ツール、アップデートアシスタントといった従来からある手段で行うことができます。
これに対して、6月24日に公開されたLenovoのサポートドキュメントによると、Windows 7からWindows 11への直接のアップグレードパスは用意されていないとのことです。
このため、Windows 7からWindows 11にアップグレードする場合は、クリーンインストールか再インストールが必要となります。
Windows LatestによるとWindows 8.1についても状況は同様であるとのことです。
アプリの互換性は維持
一方、Windows 7/8.1/10とWindows 11のアプリ互換性については、既存のアプリがWindows 11でも引き続き動作することをMicrosoftが約束しています。
しかしながら、クリーンインストールや再インストールが求められることから、Windows 7/8.1からWindows 11へのアップグレードを予定されている方は、使っているアプリを定期的にメモしておいたほうが良いかもしれません。
Windows 11はデスクトップデザインの刷新やAndroidアプリのサポートが行われ、2021年後半のリリースが予定されています。