アルプスアルパインは、384kHz/32bitハイレゾ音源の再生を実現した世界最高スペックのカーオーディオ「アルパインF #1 ステータス」を開発。今秋より、グローバルで販売を開始する。
約3年の期間をかけて開発したアルパインF #1 ステータスは、カーオーディオ初となる384kHz/32bitの再生を実現。CDの17.4倍の音情報量を伝えることができ、音の歪みを最小限に抑え、原音に近い滑らかな音楽を楽しめるようになった。
また、車内という限られた環境の中で臨場感を生み出すため、「音楽信号データの伝送の時間軸をシンクロ」、「音の到達タイミングをシンクロ」、「4-Wayスピーカーの音色をシンクロ」という3つのシンクロにこだわって開発した。カーオーディオで初となる「マスタークロック・マネージメントシステム」を搭載。システム心臓部に水晶発振器として世界最高の周波数精度である「OCXO DuCULoN」を採用し、ヘッドユニット~オーディオプロセッサー間の車載伝送システムを一つのクロックで完全にシンクロさせ、伝送におけるジッター(デジタル信号のズレ)の発生を限りなく抑えることに成功した。
また、最大1GHz/64bitの最高峰デジタル サウンド・プロセッサーを4基搭載。カーオーディオでの特性悪化の要因となる「音の到達タイミング」を、世界最高レベルとなる約0.9mm(同条件)の精度で調整。さらに全スピーカーで高性能な炭素繊維強化樹脂「CFRP」を採用し、全てのユニットの振動板素材を統一することで各スピーカーユニットから出る音色を完全シンクロさせた。
アルパインF #1 ステータスは今秋よりグローバルで販売を開始する。日本国内では直営店「アルパインスタイル」全4店舗にて、アルパインF #1 ステータスをトヨタ『アルファード エグゼクティブラウンジS』に搭載したフルコンプリートカーとして、受注生産販売を今秋より開始。7月より予約受注を開始する。