Appleは米ネバダ大学リノ校と共同で、学生達に共通の学習プラットフォームを提供し、テクノロジーへの平等なアクセスを実現するための取り組みを進めています。
このプログラムは「Digital Wolf Pack Initiative」と呼ばれるもので、2021年秋に同大学に入学する新入生全員に、iPad Air、Apple Pencil、Apple Smart Keyboard Folioが無償提供されます。
Digital Wolf Pack initiativeの取り組み
学生達にはiPad Airと共に、デジタルリテラシーを高め、生産性と創造性を高めるコミュニケーションアプリを使いこなす為の集中的なトレーニングが提供されます。新入生は、Keynote、Pages、Numbers、Swift PlaygroundsなどのAppleのアプリに加え、キャンパス内外での体験をサポートするために設計されたカスタムアプリケーションも使用することができます。
Appleのワールドワイドデベロッパリレーションズ及びエデュケーション担当バイスプレジデントのスーザン·プレスコット氏は、声明の中で以下のように述べています。
Appleは教育は全ての人を平等にし、テクノロジーへのアクセスが今日の学習や労働の場において重要な役割を持つと信じています。私達は、ネバダ大学リノ校の新入生全員にApple製品とカリキュラムが採用されたことを誇りに思います。
私達が目指すのは、学生達が新しい方法で学び、コーディングし、創造し、成長できる機会を得られるようにすることです。
ネバダ大学リノ校のブライアン・サンドバル学長は、この取り組みは学生が「キャンパスに来た初日から卒業まで、そしてそれ以降も、いつでもどこででも同じレベルの革新的な技術、デジタルツール、学習教材を利用できる」ことを保証するものであると述べています。
大学のプログラム「NevadaFIT」の一環として実施
「Digital Wolf Pack Initiative」は、新入学生向けのオリエンテーションプログラム「NevadaFIT」の一環として行われます。学生達はAppleの製品やアプリを使って、同社が作成したカリキュラムをAppleプロフェッショナルラーニングを通して学びます。教員もまた、学生達をサポートするためにデジタルツールの使い方のトレーニングを受けるとのことです。