ソニーが「Xperia 5 II」のSIMフリー版を本日(5月28日)発売します。販路はソニーストアや一部量販店、各ECサイトなど。直販価格は税込11万5000円です。
「Xperia 5 II」は、昨年11月に携帯キャリア経由で発売されたフラグシップモデルです。「Xperia 1 II」の高性能をそのままに小型化した点が特徴で、「Xperia 1 II」の6.5インチより一回り小さい6.1インチのディスプレイを搭載しています。
基本スペックは「Xperia 1 II」と同等。プロセッサにクアルコムのSnapdragon 865を採用するほか、RAM容量は8GB、ストレージ容量は256GBとなります。5G通信(sub6)にも対応します。
カメラもToFセンサーが省かれている以外は「Xperia 1 II」と共通。ZEISSブランドを冠した3眼レンズは、24mmの標準画角・70mmの光学3倍望遠・16mmの超広角という構成。特に標準レンズは1 / 1.7インチの大判センサーを採用し、画質を向上させています。
このほか、センサーの7割をカバーするAFエリアや瞳AF、専用アプリ「Photo Pro」を使った秒間20コマ連射といった「Xperia 1 II」のカメラ機能を踏襲しています。
なお、ディスプレイは「Xperia 1 II」から進化しており、Xperiaシリーズ初となる120Hz駆動の有機ELを採用しているほか、フレーム毎に黒画面を挿入することで、240Hzの画面書き換えを実現しています。加えて、描画だけでなくタッチスキャンレートも240Hzとすることで、主に機敏なレスポンスが重要となるゲーミングの快適性を向上させています。
キャリア版との主な差分は、ストレージ容量と対応バンド(周波数)です。ストレージ容量は256GBとなっているほか、対応バンドを増やし、さまざまな通信キャリアで快適に使えるようになっています。かつ、デュアルSIMにも対応しています。
SIMフリー版の主な仕様は下記の通りです。