Microsoftは、できるだけブラウザを軽量なものにするため、新しいChromium Edgeを設計していますが、別の計画も進行中のようです。
パソコンのリソースをさらに節約する「パフォーマンスモード」という新機能が、間もなくブラウザに搭載されます。
Microsoft Edgeの新しい「パフォーマンスモード」
「Windows Latest」によると、Microsoft Edge Canary 91で「パフォーマンスモード」を発見したとのこと。
Canaryは、新機能ローンチのためのたたき台のようなもので、予告なしで、新しくてワクワクする機能がブラウザ上に現れます。
新しいパフォーマンスモードもそのひとつで、最新版に登場したようです。
パフォーマンスモードを有効にすると、ブラウザのCPUやメモリ、バッテリーの使用量を最適化し、パソコンへの影響が少なくなります。
しかしMicrosoftは、これが全ユーザーに有効な特効薬というわけではないと言います。
機能の効果は、ユーザーのブラウザの使い方や、見ているWebサイトによって大きく異なるそうです。
この新機能はCanaryに搭載されているもので、まだメインブラウザには反映されていません。
ただし、Canaryの機能は、そのうちメインブラウザに搭載されることが多いので、もうしばらく経てば実装されるでしょう。
より軽量なブラウザを目指すMicrosoft
Microsoft Edgeを使い続けている人は、Microsoftがブラウザにパフォーマンス機能を追加するのは、これが初めてではないことを知っているかもしれません。
最近では、一般公開前のテストを経て、メインブラウザにスリーピングタブが搭載されました。
このように、MicrosoftはChromeに対抗するために、できるだけブラウザを軽量化しようと計画しています。
Chromeはリソースを大量に消費することで知られています。
Microsoft Edgeが、Chromeよりも少ない消費リソースで、すべてを実現する強力なブラウザを提供することができれば、主流になれるチャンスかもしれません。
Microsoft Edgeの優れたパフォーマンス
RAMやCPUを大量消費しない、軽量なブラウザが好きな人は、今後のMicrosoft Edgeの動向に注目してみてください。
Edgeのリソース使用量が少なくなるパフォーマンスモードが、近いうちに搭載されるはずです。
しばらくEdgeを使っていなかった人も、今では競合よりも優れた便利機能が搭載されているので、この機会にぜひ触れてみてください。
例えば、Webサイトをアプリとして、ブラウザにインストールすることもできますよ。