地震が起きた際、真っ先にテレビのスイッチをつける人は多いはず。NHK、民放問わず、災害時の報道対応は速く、そこから得られる有益な情報が多かったことは3.11で経験しているはずだ。
「スマホがあれば十分と思われるかもしれませんが、大災害が起きた時は、インターネットも使えない──そんな事態が起きるかもしれません。そんな時、ポータブルテレビも有効だと思います。またスマホ以外の情報機器は複数台用意しておいたほうが安心と言えるでしょう」(石川さん)
防災用テレビは、乾電池式や手回し充電ができるタイプが多く、限られた電源確保の意味でも活躍する。情報収拾の〝頼みの綱〟となる存在といえよう。
【 HOP 】小型でも見やすいクリア液晶タイプ
STAYER『ワンセグTV 2インチ乾電池式』オープン価格(実勢価格約7680円)
単4形乾電池とUSB充電の両方で使用できる、AM/FMラジオがついたワンセグテレビ。省電力設計でアルカリ乾電池で使用した場合でも、テレビが最大20時間視聴可能。約W65×H120×D20mmとポケットサイズなのも◎。
[ ココがハイテク!]
画面サイズは2インチだが、クリアな液晶を採用し、はっきりと見える。ボタンも大きく操作しやすい。
【 STEP 】3つの充電方法で確実に使える
テレマルシェ『エコラジ7』オープン価格(実勢価格約1万970円)
AC電源、乾電池、手回しと3種類の充電方法を採用。AM/FM、短波とラジオも聴取できるので、ネットが使えない時の情報収集に役立つ。3.5インチのTFT液晶パネルは、日中明るいところも見やすくキレイ。
[ ココがハイテク!]
軽く回せるハンドルで充電も可能。本体の内蔵バッテリーを使用してスマホなどの充電もできるのもうれしい。
【 JUMP 】状況を問わず視聴できる安定のマキタ製
マキタ『充電式ラジオ付テレビ』7万6560円
地上波デジタル・ワンセグのほか、AM/FMラジオも使用可能。ダイバーシティーアンテナ方式により、複数の電波を受信し、安定した視聴ができる。またIPX4の防水性能を持つので、過酷な環境にも対応する。
マキタ製工具に使用するバッテリーで駆動。省電力仕様で、1回の充電でテレビは最大11時間視聴できる。