Appleは現地時間3月26日、iOS14.4.2、iPadOS14.4.2、watchOS7.3.3を公開しました。iOS14にアップデートできないモデル向けのiOS12.5.2も同時に公開されています。
iOS、iPadOS、watchOSのアップデート
Appleが公開したセキュリティアップデートは、iPhone向けのiOS14.4.2、iPad向けのiPadOS14.4.2、Apple Watch向けのwatchOS7.3.3に加えて、iOS12.5.2も提供されています。
iOS12.5.2の提供により、iPhone6、iPhone5s、iPad mini 3、初代iPad Air、iPod touch(第6世代)もアップデートを実行可能となります。
全ユーザーに推奨される重要なアップデート
Appleはアップデートを「重要なセキュリティアップデートが含まれ、すべれのユーザーに推奨されます」と説明しています。
同社によると、WebKitのバグにより悪意あるWebサイトのコードが実行される可能性に対応したセキュリティアップデートであり、悪用された事例が確認されているとのことです。
現地時間3月8日にiOS14.4.1とiPadOS14.4.1、watchOS7.3.2、macOS Big Sur 11.2.3が公開されたのに続く、WebKit関連のセキュリティ対策アップデートです。
安定した通信状態と時間に余裕を持って、早めにアップデートを適用することをお勧めします。
iOS14.5の公開も近い
現在、開発者と登録ユーザー向けにiOS14.5のベータ5とパブリックベータ5がリリースされています。
iOS14.5では、マスクを着用していてもApple Watchを使ってiPhoneのロック解除が可能になるなど、多くの新機能が追加され、数週間以内に正式版が公開される見込みです。