スマートフォンユーザーが買い替え時に最も重視する機能についての調査を行ったところ、バッテリー寿命がトップであることが分かったそうです。これに対して、5G通信への対応はそれほど重視されていませんでした。また、3分の1以上のユーザーがスマートフォンを3年以上使い続ける予定だそうです。
73%がバッテリー寿命の延長を重視
この調査はBlinkAIによって行われたものです。1,000人以上のアメリカ人を対象に調査が行われ、このうち55%がiPhoneユーザー、45%がAndroidユーザーでした。
調査の結果、スマートフォンユーザーが買い替え時に最も重視するのはバッテリー寿命の延長だったそうです。
全体の73%がバッテリー寿命の延長が重要だと回答しており、特にAndroidユーザーは75%ものユーザーがバッテリー寿命の延長を希望しています。
一方、iPhone12シリーズをはじめ、最近のスマートフォンに標準搭載されるようになってきている5G通信についてはそれほど重視されておらず、34%しか買い替え時に重視しているユーザーがいませんでした。
買い替え周期は3年以上が3分の1以上を占める
また、スマートフォンの買い替え周期に関する調査も行われました。それによると、35%のスマートフォンユーザーが買い替え周期を3年以上と回答していて最も大きい割合となっています。
この調査では他にも、人工知能(AI)処理機能の使い道に関する調査や、カメラ機能の改善点に関する調査も行われています。
AI処理機能の使い道の調査では、バッテリー消費量の低減に関するユースケースに最も関心が高いという調査結果が出ました。
カメラで改善してほしい機能については、夜間の写真や動画の画質改善を希望する人が44%と最も高かったです。