Razerは3月18日、ウェブカメラ「Razer Kiyo Pro」とキーボード「Razer Huntsman V2 Analog」日本語・英語配列モデルを、国内で発売すると発表した。いずれも、同社の国内正規流通代理店MSYを通じて全国の家電量販店、PCショップ、オンラインショップなどで3月26日から販売を開始する。
さまざまな照明条件でもクリアな映像表示ができる「Razer Kiyo Pro」 リングライト付きの「Razer Kiyo」も再販決定
Razer Kiyo Proは、STARVISテクノロジーを採用した超高感度CMOSセンサーを搭載するウェブカメラ。周囲の明るさを検出し、薄暗い部屋、過酷な照明、バックライト、画面照明など、さまざまな在宅勤務の照明条件下でも常にクリアな映像表示が可能だという。動画解像度は非圧縮のフルHD(1080p 60FPS)にも対応し、画面の白飛びや黒つぶれを抑制するHDR 30FPSモードも備える。
画角は、Razer Synapseを介して103度/90度/80度のみっつから選択できるため、ビデオ会議やストリーミング、ゲーム配信などに最適だとする。マイクも搭載し、ゲーム中のストリーミング利用はもちろん、在宅勤務でのウェブミーティング参加、友人や家族間の通話での利用にもオススメとのこと。電源はUSB経由の給電。対応OSはWindows 8以降。価格は2万4979円。
また、2018年に発売したリングライト付きのウェブカメラ「Razer Kiyo」の再販売も決定した。4月23日から販売を開始する。価格は1万6280円。
アナログスティックでスムーズな操作ができる「Razer Huntsman V2 Analog」
Razer Huntsman V2 Analogは、同社としては初のアナログオプティカルスイッチを搭載するキーボード。日本国内では英語配列・日本語配列の2種のキーボードを用意する。
アクチュエーションポイントを各キー1.5mm~3.6mmまで0.1mm単位で変更可能で、ゲーム展開の早いタイトルから深く慎重なキーストロークをしたいタイトルまで、用途によってスイッチを調整できる。また、2段階のアクチュエーションも設定可能で、1回のキープレスに対してふたつの機能を設定できる。ゲームであればコンボやスキルの切り替え、作業時にはコマンドなどの事前登録により効率的な業務が可能になるとしている。
アナログ親指スティックやジョイスティックでは、スティックを強く押すと速く進む/急な角度で回る、軽く押すとゆっくり進む/緩い角度で曲がるなど、直感的かつ細かいコントロールができる。ジョイスティックの上下左右方向キーをキーボードに設定すれば、8方向のWASDの動きに制限されず、FPS、レース、フライトシムなどで360度のスムーズな操作が可能になるという。
Razer Synapse 3を使えば、自由に機能をマッピングできるほか、独自プロファイルやマクロを作成・保存して、ユーザーのプレースタイルに合わせた調節も可能だ。ライティングは1680万色とエフェクトのコレクションから選択可能で、Chroma対応ゲームのプレー時にはダイナミックなライティング効果で高い没入感を得られるとうたう。
電源はUSB Type-C経由の給電。対応OSはWindows 8以降。本体サイズ/重さは、およそ幅445×奥行き140×高さ43.5mm/およそ1790g。価格は3万2780円。
さまざまなARGBデバイスに対応する「Chroma Addressable RGB Controller」も発売
Razerは同日から、PCのライティングを調整する「Chroma Addressable RGB Controller」も発売する。
あらゆるARGBデバイスに対応する高い互換性をうたい、LEDストリップ、ファン、CPUクーラー、PCケースなど、標準3ピン5Vアドレサブルコネクターを使用するPCコンポーネントを組み込んで環境を形成できる。
6基のアドレサブルポートは各ポートが最大80LEDをサポートし、より複雑なライティングを設定できる。ARGB対応デバイスのハブとして機能するほか、WS2812b(または同等の)アドレサブルLEDを使用したアドレサブルRGBデバイスであれば、Razer製以外のPCコンポーネントにも対応する。
本体サイズ/重さは、およそ幅100×奥行き70×高さ18mm/およそ113g。価格は6480円。