AppleのiPhoneシリーズには熱狂的なファンがいることで知られていますが、その人気はさらに高まったようです。iPhoneユーザーの91.9%が次もiPhoneを買うと回答し、過去最高を記録しました。一方、Samsungユーザーは74%が次もSamsungを購入すると回答しています。
過去最高を記録した「次もiPhoneを買う」という回答
この調査はアメリカのオンラインマーケットであるSellCellによって行われたものです。調査対象はアメリカのスマートフォン所有者5,000人で、iPhoneとSamsungがそれぞれ2,000人、残りは市場シェアにほぼ沿ってその他のブランドに分けられています。
それによると、iPhoneユーザーのうち、次もiPhoneを購入すると回答したユーザーは91.9%にのぼり、過去最高を記録しました。
Apple製品にこだわる理由として挙げられているのは以下のようなものです。
iPhoneが好き: 45%
iPhoneのエコシステムに縛られている: 21%
これまで使っていて問題を感じたことがない: 16%
iOSからAndroidに移行するのが面倒: 10%
一方、Androidへの乗り換えを予定しているiPhoneユーザーは、その理由として以下を挙げています。
ほかのブランドのほうが技術的に優れている(画面、カメラ、バッテリーなど): 38%
ほかのブランドのデザインが好き: 26.4%
ほかのブランドの最新モデルのほうが、iPhoneの最新モデルよりも機能が多い: 12.9%
乗換を検討しているユーザーのうち46%がSamsungに、35%がGoogle Pixelに乗り換えたいと考えています。
Samsungは85.7%から74%に低下
一方、Androidで人気のあるSamsung製のスマートフォンユーザーは、74%が次もSamsung製を選ぶと回答しています。これは、2019年の85.7%から11.7%ポイントの低下です。
Samsungが好きと回答したユーザーは41%で、Appleの45%と同等ですが、エコシステムに縛られていると回答したのはわずか5%で、iPhoneの21%に対して低い値となっています。
また、Samsung製スマートフォン所有者のうち、乗り換えたいと考えている人が次に買うスマートフォンとして挙げているものの半数以上はiPhoneであったとのことです。
乗換の理由は、ほかのブランドのほうがプライバシー保護がしっかりしていると回答した人が31.5%、ほかのブランドのほうがコストパフォーマンスが良いと答えた人が25.2%でした。