【価格調査】PC4-21300が平均14%前後の急騰、PC4-25600も平均が上昇の動き

サハロフ佐藤さんが、毎週土曜日にアキバのPCショップ各店を実際に回り、調査を行なった価格情報を毎週火曜日前後に掲載する本コーナー。

これがサハロフさんのWebページ。土曜の調査の翌日には速報版が掲載されるので、日曜の買い物の参考になるぞ

本ページ内に掲載している「最低価格」は、文字どおりサハロフ佐藤さんが知り得た最も安い価格。そして、「目標価格」はアキバでも比較的知られているいくつかのショップでの価格だ。秋葉原に不慣れな人でも見つけることができるはずなので、目安にするといいだろう。

価格は常に変動しており、掲載したリストはあくまで調査した時点での価格である。現在もこの価格で販売されていることを保証するものではないので、ご注意いただきたい。なお記載の価格はすべて10％の消費税込みとなる。

CPU

「Ryzen 7 3800X」が3万9980円で特価販売 「Ryzen 3 3300X」が一部に再入荷

「Core i9-10900K」が1100円安の5万3878円、「Core i9-10850K」が550円安の4万7828円など、第10世代Coreシリーズの一部で値下がりが見られる。

AMDは、一部ショップの特価により、「Ryzen 7 3800X」が4000円安の3万9980円を付けたのが目立つ。また、「Ryzen Threadripper 3990X」が一部で2ヵ月ぶりに在庫ありとなっているほか、長く見かけなかった「Ryzen 3 3300X」が一部ショップに再入荷している。

PC4-21300が平均14％前後の急騰 PC4-25600も平均が上昇の動き

PC4-21300が急騰し、32GB×2枚組が3102円高の3万4980円、16GB×2枚組が4628円高の1万4608円となっている。16GB×2枚組については先週大幅特価が出ていたため、最安値の上げ幅が特に目立つが、平均で見ると32GB×2枚組が4612円(13.6％)、16GB×2枚組が1937円(14.1％)上がっている。

一方、PC4-25600の最安値はほぼ横ばいで、32GB×2枚組が2万9800円(中心は3万8000～3万9000円台)、16GB×2枚組が1万2980円(中心は17000円台)となっている。ただし、平均では32GB×2枚組が1887円(5.1％)、16GB×2枚組が674円(4.7％)上昇している。

SO-DIMMは、PC4-21300 16GB×2枚組が1042円高の1万4880円で、平均も785円（5.1％）上昇した。32GB×2枚組は在庫を持つショップが1店のみだが、3000円高の3万6800円に上がり、PC4-25600 32GB×2枚組と同額になっている。

HDD

Seagate製8TBが3ヵ月半ぶりに1万3000円割れ

Seagate「ST8000DM004」(8TB)が320円安の特価1万2980円(1GB単価1.62円)を付けた。8TBが1万3000円を切るのは、昨年11月28日以来で3ヵ月半ぶりとなる。

SSD

低価格NVMeのSamsung 980が発売 1TBモデルが1万4480円など

M.2/NVMe対応の「Samsung SSD 980」（250GB～1TB)が発売された。TLCタイプのSamsung製V-NANDフラッシュメモリーとSamsung製コントローラーを採用している。キャッシュメモリーを搭載せずにシステムのメモリーを利用する、ホストメモリーバッファ(HMB)によって低価格を実現したのが特徴で、1TBが1万4480円、500GBが7980円、250GBが5480円となっている。

また、2.5インチの低価格製品、Biostar S160も出てきた。3D TLC採用で、価格は512GBが6820円、256GBが3850円だ。

値動きの面では、Crucial BX500の480GBが578円安の5780円、CFD CG3VWの480GBが1148円安の特価5980円となっているのが目に付く。このほか、SUNEAST製M.2-2242タイプ(SATA)の256GBおよび128GBが再入荷しており、価格はそれぞれ4680円、2980円となっている。