アップルは9日、macOS Big Sur 11.2.3およびwatchOS 7.3.2を配信開始しました。iOS 14.4.1と同時であり、どちらも重要なセキュリティアップデートが含まれるとして、全てのユーザーに推奨されています。
macOS Big SurのアップデートはMac App Storeの「アップデート」か、システム環境設定アプリの[ソフトウェア・アップデート]メニューから行えます。
またwatchOSのアップデートはiPhoneのWatchアプリを通じて無料でダウンロードできます。新たなソフトウェアをインストールするためには、まずiPhoneを最新バージョンのiOS(記事執筆時点ではiOS 14.4.1)にアップデートすることが必要です。そしてApple Watchが50%以上充電されていることを確認し、通信範囲に収まるようiPhoneの近くに置きます。
今回のソフトウェア更新は、いずれもiOS 14.4.1と同じくWebブラウザのレンダリングエンジンであるWebkitの脆弱性を修正するものだと説明されています。
ほかmacOS CatalinaとmacOS Mojave向けに、同様のWebkit脆弱性を修正したSafari 14.0.3のアップデートも配信開始されています。使用環境を安全に保つためにも、なるべく早くダウンロードの上で適用することをお勧めします。
2021-03-08 22:25:06