Appleは2020年、世界開発者会議(WWDC)を初めてオンラインで開催しました。今年の世界開発者会議(WWDC 2021)をどのような形で行うのかAppleはまだ発表していませんが、他のいくつかの大規模イベントは、すでにデジタル開催を決定しています。
E3、Anime Expoはオンライン開催に
米国ではバイデン大統領が、当初の予定よりも2カ月も早い5月末までに、米国在住者全員分の新型コロナウイルスワクチンを確保できると発表しました。
とはいえ、WWDCは例年6月に開催されており、時期的に判断が難しいといえます。
実際、3月末のComic-Con(サンディエゴ)だけでなく、6月のE3(ロサンゼルス)、そして7月のAnime Expo(ロサンゼルス)も、すでに会場における開催を断念し、デジタルで実施されることが判明しています。
こうした状況を鑑みると、例年カリフォルニアで行われるWWDCは、やはり今年もオンライン開催になる可能性が高そうです。
WWDC 2020の総視聴者数が2,200万人
しかしオンライン開催にはよい点もいくつもありました。例年であればまず抽選に当選しなけいと、参加チケットが購入できません。また抽選に当たったとしても、高額なチケット代に加え、遠方の参加者であれば航空チケット代、ホテル代も必要となります。
ところがWWDC 2020はオンライン開催であったため、交通費も宿泊費も不要、しかも誰もが無料で参加することができました。
Appleは総視聴者数が2,200万人に上ったと発表しています。
Appleは昨年、現地時間3月13日に、WWDC 2020をオンライン開催すると発表しています。したがってAppleはWWDC 2021の開催方法について、近く発表すると思われます。