折りたたみiPhoneが開発中との噂がさかんになっていますが、発売後はiPad miniシリーズが段階的に廃止されるとの予測が報じられています。
中国メディアのGizchinaは、地元の情報筋がiPhoneのサイズが大きくなるにつれ、アップルは上記の方針を採ると主張していることを伝えています。また同じく中国サイトMyDriversも「iPhoneの画面サイズが増加し続け、 移植性の問題も解決すれば、アップルがiPad miniを諦める可能性が高い」との見通しを述べています。
ここでいう「大型化するiPhone」とは、折りたたみiPhoneを意味しています。両メディアとも、2月中旬に市場調査会社が発信した「アップルが2023年に画面サイズ7.3〜7.6インチの折りたたみ式有機ELスマートフォンを発売、ペンも使える可能性がある」との予測に言及しているかっこうです。
iPad miniの画面サイズは7.9インチであり、噂の折りたたみiPhoneとほぼ同じ。さらにGizchinaは後者が半分に折りたたんでポケットや小さな財布に収めることができるとして、iPad miniラインを存続させる必要がないと示唆しています。
これまで折りたたみiPhoneは定期的に噂になっていましたが、直近のきっかけと言えるのがイスラエルの情報サイトThe Verifierです。同サイトも折りたたみiPhone発売後は、iPad miniの新型が開発されなくなると予想していました。
その一方で、第6世代iPad miniの発売が間近に迫っているとの噂も次々と届けられています。大まかに製品像をまとめると、画面サイズは8.4〜8.5インチとなり、A14 BionicおよびRAM 4GBを搭載といったところです。そして3月のスペシャルイベントで新iPad Proや失せ物追跡タグAirTags(仮)とともに発表するとの予想もあります。
もうすぐ第6世代iPad miniが発売されるとすれば、位置づけが被る折りたたみiPhoneが数年後(2022〜2024年まで諸説あり)に登場との見通しも頷けることです。
また折りたたみiPhoneは普及価格で発売できるよう、折り曲げ可能なディスプレイの値下がりを待つとの噂話もありました。iPad miniモデルはiPadラインアップの中でも安い価格帯にありますが、それに取って代われる戦略的価格をめざしているのかもしれません。