ハーマンインターナショナルは、アメリカ・カリフォルニア発祥の世界最大級のオーディオブランド「JBL」より、サウンドバー「Bar 5.0 MultiBeam」を発売した。価格はオープンだが、JBLオンラインストア販売価格は39,800円(税込)。
「Bar5.0MultiBeam」は、横幅709㎜のコンパクトな筐体に、5基のスピーカーと4基のパッシブラジエーターを凝縮して搭載したサウンドバー。
最大の特長は、JBL独自のMultiBeam技術の採用により音のビームを壁に反射させることで実現した「リアルサラウンド」と、空間の高低を仮想的に再現する「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」の「バーチャルハイト」とのハイブリッド方式により創出する立体的な音響空間。前後左右の二次元的な平面空間に加え、高低まで網羅した三次元的な立体空間に包まれる「イマーシブサウンド(没入感の高いサウンド)」を体感できる。
本体から壁までの距離を測定し自動で音の調整をする「AMC(Automatic Multibeam Calibration)」機能も搭載。これによって設置した場所や部屋のサイズに応じて音のビームの反射が最適化され、あらゆる部屋で形状や壁までの距離に影響を受けることなく、最大のサウンドパフォーマンスを発揮する。
最新の音響技術に加え、HDMIは最新のバージョン2.1に準拠、最新の著作権保護技術HDCP2.3に対応しているほか、HDR(High Dynamic Range)もDolby Vision(ドルビービジョン)、HDR10+のパススルーにも対応しており、将来的に訪れる4Kを超える超高解像度時代にも備えた万全の仕様となる。
またHDMI出力は、テレビの音声をHDMIケーブル1本で伝送可能なARC(オーディオリターンチャンネル)の上位機能「eARC(EnhancedARC)」に対応。オンライン動画配信サービスに対応したテレビから「DolbyAtmos」などの高品位な音声フォーマットもHDMIケーブル1本で設置可能だ。
さらに、本体にデュアルバンドWi-Fiを内蔵。Apple「AirPlay2」をはじめGoogle「Chromecast Built-in」、Amazonの新機能「Alexa MRM」などを通してスマートホンやタブレットからシームレスに音楽をストリーミングできるだけでなく、音声アシスタントを使ったスマートホームデバイスとの連携への発展もできる。