ヤマハ株式会社は、無線LANアクセスポイントの新製品として最新の無線規格Wi-Fi 6に対応する「WLX413」を3月に発売すると発表した。価格は248,000円(税別)。
本製品は、5GHz帯2つ、2.4GHz帯1つのトライバンドをサポートする無線LANアクセスポイント。
Wi-Fi 6の高速通信や新技術OFDMA、4本の内蔵アンテナによるMU-MIMOで、全体で最大500台(2.4GHz帯:100台, 5GHz帯:200台×2)の多数端末の同時接続が可能になっている。
また、機器全体のスループットは、最大5.9Gbps(2.4GHz帯:1,147Mbps, 5GHz帯:2,402Mbps×2)、10Gbpsの有線LANインタフェース搭載、航空・気象レーダー波検出時は別の5GHz帯に切り替えて60秒間の通信切断を防止、といった機能も備える。
独自のクラウド型ネットワーク統合管理サービス「Yamaha Network Organizer(YNO)」にも対応し、ネットワーク上の設定や監視、ファームウェアアップグレード、接続端末の監視など、遠隔からの一括管理を実現する。
動作環境は50℃に対応し、学校や店舗、工場、大規模オフィスなど、多数の端末を接続する高温になりやすい場所でも性能をフルに発揮できる。