中国ByteDance傘下の米動画共有サービスTikTokは1月13日(現地時間)、13歳以上18歳未満のユーザーの安全とプライバシーを強化するための設定変更を行ったと発表した。日本のサービスにも反映される。
まず、16歳未満のユーザーのアカウントが初期設定で「非公開」になる。ユーザー自身が承認したユーザーだけがフォローや動画の視聴ができる。「公開」に変更可能だ。また、おすすめ表示も初期設定で「オフ」になる。これで、自分のアカウントが他のユーザーの「おすすめ表示」に表示されない。こちらも「オン」に変更可能。
さらに、自分の動画のダウンロードは「オフ」設定で、これは変更できない。自分の動画とのデュエット、自分の動画とのリミックスも「自分のみ」で変更できない。
動画へのコメントは、初期設定では「友達のみ」で「オフ」には変更できるが「誰でも」にはできない。
16歳以上18歳未満のユーザーについても、変更があった。動画のダウンロードの初期設定が「オフ」になり(「誰でも」を含む他の設定に変更可能)、デュエットとリミックの初期設定が「友達のみ」になる(変更可能)。
これらの設定変更は、新規ユーザーだけでなく、既存ユーザーのアカウントにも適用される。
TikTokは「より強力なユーザープライバシーをサポートするためにTikTokアカウントの初期設定を調整することは、若いユーザーを安全に保つというわれわれの継続的な取り組みにおいて意味のあるステップだ」としている。