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AIマットレスのBryteが25億円調達、商品販売からのライセンス供与へ

米国時間1月13日、BryteはARCHina Capitalが主導するシリーズAで2400万ドル(約24億9000万円)を調達したと発表した。Bryteは8000ドル(約83万円)のマットレスを消費者に直接販売していたが、今後は同社のテクノロジーを利用するマットレス業者と提携することにともない、今回の資金調達を実施した。

Bryteは提携の話がいくつか進んでいると述べている。

Bryteによれば、このピボットは常に計画の中にあった。人々の睡眠体験を向上させるという目標をライセンス供与を通じてより良いかたちで達成できると見ている。同社はコンシューマブランドを目指すのではなく、最高品質のマットレスを支えるテクノロジーを提供する方針だ。

Bryteのオリジナルの製品はRestorative Bedという製品名で、現在も購入できる。このマットレスにはセンサーとコンピュータ制御の空気式コイルが100個内蔵され、所有者の睡眠パターンを学習してそこで眠る2人に合わせて調整するプラットフォームと連携して動作する。同社は、このテクノロジーで温度や体圧がかかるポイント、部屋の環境をモニターしてマットレスを調整することにより睡眠パターンが改善されると説明する。

ユーザーは最初にマットレスのシステムの設定をいくつか選択する。システムは眠る人に合わせてシステムを調整する。毎晩眠るたびにマットレスのデータポイントが増え、設定の調整が続けられる。2〜4週間で効果が、90日以内に最適なレベルに到達することが多いという。

今回の資金調達ラウンドで、Bryteはミッションの達成にとって重要なキャッシュを得た。

このラウンドはARCHina Capitalが主導し、ARCHinaの共同創業者であるAmy Huang(エイミー・ファン)氏がBryteの経営陣に加わる。このラウンドにはAdobe共同創業者のJohn Warnock(ジョン・ワーノック)氏とRambusのプレジデントだったDave Mooring(デイブ・モーリング)氏も参加した。



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