Appleが、MacBookをその他のAppleデバイス充電のためのワイヤレス充電パッドとして使用できる特許を取得したことが明らかになりました。
ケーブル削減につながり旅行時などに便利?
現在Appleデバイスの充電ケーブル端子は、iPhoneのみを除いてすべてUSB Type-Cで統一されていますが、一つひとつのデバイスにそれぞれの充電供給が必要になってくるため旅行時などは荷物がかさばる原因になりかねません。
現地時間の1月5日付けでAppleが米国特許商標庁(USPTO)から取得した特許には、MacBookを充電パッドとして使用することで他Appleデバイスを一挙に充電できる方法が記載されています。
一部の電子機器には、充電するために外部電源を必要とする可能性のある1つまたは複数の充電式バッテリーが含まれています。多くの場合、これらのデバイスは、一般的なまたは標準化された電気コネクタまたはケーブルを使用して充電できます。たとえば、一部のデバイスは、ユニバーサル・シリアル・バス(“USB”)コネクタまたはケーブルを使用して充電される場合があります。ただし、標準化されたコネクタとケーブルがあるにもかかわらず、各デバイスを充電するには、個別の電源または専用の電源が必要になる場合があります。場合によっては、デバイスごとに別々の電源を使用すると、使用、保管、および/または輸送が面倒になることがあります。
特許記載は、なるべく多くの領域に当てはまるよう、典型的な入り組んだ特許の語り口で行われています。
iPad、iPhone、Apple Watchを重ねた図面も
特許図面17には、iPhoneとApple WatchをMacBookのトラックパッドの両端に配置したパターンが描かれています。
特許図面19には、MacBookの天板上にiPad、そしてiPhoneの上にApple Watchを重ねる方法が示されています。
特許図面20では、天板の上にiPad、その上にiPhone、そのまた上にApple Watchを配置する、ジョークのようにも見える配置も描かれています。