花火シミュレーター『Fireworks Mania』ー新型コロナで注目度アップ【開発者インタビュー】
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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Laumania ApS開発、PC向けに12月18日にリリースされた花火シミュレーター『Fireworks Mania』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、好きなように花火を打ち上げられる花火シミュレーター。様々な種類の花火が登場するほか、花火で様々なものを爆破するなど、現実ではやっちゃいけないようなことも可能です。物理演算により予測不可能な事態が起こることも。記事執筆時点では日本語未対応。Mads私はデンマークのソロインディーゲーム開発者兼ITコンサルタントで、ゲーム開発は余暇を使って行っています。昼間はITコンサルタントとして働き、大手企業の様々なシステム構築などに関わっています。現在37歳で、妻と二人の子供、一匹の犬と一緒に暮らしています。
――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?
Mads2019年の始め頃、上の子が花火で遊べるゲームをやりたい、と言ったのがすべての始まりです。そのようなゲームを見つけることができなかったことから、私は自分で作ってみようと思い立ちました。こちらの動画で開発の様子がまとめられています。
――本作の特徴を教えてください。
Madsちゃんとした物理演算を使った花火シミュレーターはこれまでにありませんでした。本作の花火は美しく、サウンドも素晴らしく、爆破なんていう要素もあり、これもプレイヤーの皆さんには楽しんでいただけているようです。ゲーム内の多くのオブジェクトは、花火の爆発による影響を受けるようになっていますよ。
――本作が影響を受けた作品はありますか?
Mads本作は『Garry’s Mod』の花火Modから影響を受けました。本作は2020年のグラフィックと技術を使った、そのスタンドアロン版とも言えるかもしれません。
――本作の日本語対応予定はありますか?有志翻訳は可能でしょうか?
Mads来年になったら本作のローカライズを進めようと思っており、日本語もそのうちの一つです。もしお手伝いしていただける方がいらっしゃいましたら、Discordでご連絡いただけると幸いです。
――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?
Mads開発への影響はありませんでした。しかし新型コロナのせいでドイツやオランダといった国々では花火が禁止になったことから、本作がより注目されたようです。
――本作の配信や収益化はしても大丈夫でしょうか?
Madsはい、大丈夫です。すでに多くの動画がYouTubeやTwitchにありますよ。本作はコンテンツクリエイターに優しいゲームなのではないでしょうか。
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
Mads花火は美しく素晴らしいものです。しかし同時に、とても危険で、実際に花火を上げる際にしてはならないことはたくさんあります。そんな中、本作があります。本作ではガソリンスタンドや車を爆破したり、とてつもなく豪華な花火ショーのような、現実ではやるべきではないことややろうと思ってもできないようなことが可能なのです。