Microsoftは現地時間12月15日、Microsoft 365 for Macをアップデートし、Appleシリコン(M1チップ)搭載Macにネイティブ対応したと発表しました。本日より順次展開していくとしています。
Officeアプリがユニバーサルアプリに
MicrosoftはMicrosoft 365 for Macをアップデートし、Outlook、Word、Excel、PowerPoint、OneNoteをすべてAppleシリコン向けに最適化したことを明らかにしました。デザインも一新され、macOS Big Surと一体感のあるものに変わっています。
アップデートされたOfficeアプリはユニバーサルアプリであるため、M1チップ搭載Macだけでなく、Intelチップ搭載Macでも今まで通りに動きます。
OutlookがiCloudアカウントに対応
Microsoftはまた、Outlook for Macを大幅に変更し、初めてiCloudアカウントに対応させました。これにより、OutlookにiCloudアカウントが追加可能となります。
このほかの主な変更点は以下のとおりです。
新しい「Tell Me」検索ボックスにより、Officeアプリで探している内容をタイプするだけで、必要なツールなどに迅速にアクセス可能に
音声でコンテンツを作成できる音声コマンド対応ディクテーション・ツールバーがWordとOutlookで利用可能に
アップデートされたOutlook for Macでは、Office Insider Mac Beta Channelを購読している顧客とカレンダーが共有可能に(来年追加される機能)