若干忘れかけていましたが、Apple(アップル)は自動車事業にもひっそりと取り組んでいます。そして海外報道によると、どうやらAppleは自動運転車用のチップをTSMCと共同開発しているようなのです。
台湾紙のDigiTimesが伝える今回の情報ですが、残念ながらこのチップの詳細は伝えられていません。また、チップがアップルの独自の自動車に搭載されるのか、あるいは他社の自動車に搭載されるのかも不明です。
これまでの報道では、Appleは自動運転プロジェクト「Project Titan」をすすめてきましたが、2019年には大規模なレイオフがあったとされています。一方でアナリストは、独自に製造される「Apple Car」が2023年〜2025年に登場するも報告しています。
また今回の報道では、「Apple CarのモデルはTesla(テスラ)に似ている」とも伝えています。しかしこれが、Apple Carの外観がテスラの車両に似ているということなのか、あるいは自動運転システムへの注力を意味しているのかは不明です。
テスラの例を見ても、独自の自動車製造はかなり高いハードルとなることが予測されます。むしろ、アップルが製造する高性能プロセッサが(テスラのような)他社ブランドの車両に搭載されるという可能性の方が高いのかもしれません。