マイクロソフトのクラウドプラットフォーム「Azure」のタスクマネージャー上にテトリスを再現し、実際にプレイする猛者が現われました。
これはMS所属のマーク・ルシノビッチ氏が24TBメモリ(上限)のAzrureノードを使って実現したもの。同氏はAzureのCTOだけに、偽造ではなく本物である可能性は高いと思われます。ちなみにルシノビッチ氏は、キーボードのCaps LockとCtrlキーを入れ替えるツール「Ctlr2Cap」を作った人でもあります。
具体的なやり方は、420もの仮想Xeonプロセッサのアクティビティレベルをドットに見立て、それぞれに負荷をかけて落下するテトリミノをヒートマップ(プロセッサ数が多いとき、負荷状態を色で表示する方式)により表現するというしくみです。
これに先立ち、今年7月にXeon Platinum 8180マシン(896コア/1792スレッド)で「DOOM」を再現した人物もいました。が、そちらは単にプレイ動画をドット絵で再現しているに過ぎず(オリジナルのドットを白黒変換した上で、56×32ドットにスケールダウンするなど手間はかかっていますが)リアルタイムでプレイしているわけではなかったと推測されます。
Microsoft 365サーバーがダウンしたとの報告もないので、全てが上手くいったはず。「Azure 24TBのメガゴジラビーストVMのタスクマネージャーでテトリスをプレイ(本人談)」の実績解除できる人は、世界広しといえどもルシノビッチ氏ただ一人かもしれません。