エミライは、米国に本拠を構えるBricasti Design製のUSB-DAC「M3」と「M3H」の取り扱いを開始した。
「M3」は、DSD256に対応したUSB-DAC。Windows/Mac両方でDSD256の再生が可能(MacはDoPのみ)だ。
また、2つの完全差動変換チャンネル、PCMとネイティブDSDの独立したD/A変換セクション、完全バランス設計のアナログレベルコントロール回路を搭載し、あらゆるアプリケーションに対応。
デジタル回路設計は、上位機種同様にジッターを極めて低いレベルにまで低下させる精密DDSクロッキングシステムを採用し、サンプルレートコンバーターの変換機能を使用せずにピュアなデジタル・シグナル・パスを保証。
高速低歪アナログ回路は、プリアンプをバイパス可能な品質のアナログレベルコントロール機構を特徴としており、「M3」をパワー・アンプのドライブに直接使用することも可能だ。
アナログ処理とデジタル処理に独立した2つのリニア電源回路を搭載し、低ノイズと優れたアイソレーションを実現。
アルミニウム合金を切削した筐体は、クロックジッターを抑制するために必要不可欠な、振動に対する強さと高い温度安定性、そして良好な放熱性能を兼ね備えたものになっている。
「M3H」は、「M3」をベースとしながら、音質を追求するヘッドホン愛好家のために設計されたオプション機能を搭載するモデル。4ピンXLRバランスヘッドホン端子を採用し、独立した完全バランス設計のアナログアンプ回路を搭載。さらに、ネットワーク入力も追加されている。