Apple Watchに興味があるなら買っちゃえ! Apple Watchが欲しくなる10のポイント
Apple Watch Series 6が9月に発売され、すぐに購入して活用しているのだが、今でも友人から「Apple Watchのどこがいいの?」と言われることがある。たしかに万人に勧められる製品ではないが、興味があるのによくわからないからという理由でスルーし続けるのはもったいない。そこで今回は、Apple Watchで便利になったり、楽しめるポイントを10個紹介しよう。
Apple Watchのいいところ その1 時間が分かる
昔のApple Watchはバッテリーの関係で、必要な時に手首を上げたりディスプレーをタッチして画面を表示して時間を確認していた。しかし、前モデルのApple Watch Series 5から常時表示が可能になっている。つまり、会議中でも視線を動かすだけで時間を確認できるのだ。Series 6では手首を下げている状態でも、最大25%明るくなっている。
常に時間がわかる。搭載されてしまえば、当たり前のことだが、この部分に納得できず手を出さなかった人にとっては朗報だろう。
Apple Watchのいいところ その2 Apple Payで決済できる
Apple WatchにクレジットカードやSuica、PASMOを登録して、Apple Payで利用できるのもポイント。改札でもコンビニでも時計をかざすだけで決済できるのだ。右利きの人が左腕に着けている場合、改札を通る時に体をひねらなければならないのは致し方ない。
注意点としては、iPhoneと同じSuicaやPASMOを共有することはできないということ。iPhoneから転送すると、iPhone側では利用できなくなるのだ。どちらでも利用するなら、2枚用意するしかない。
iPhoneのApple Payでもいいが、Apple Watchの方がさっと差し出せるし、生体認証も不要。万一、iPhoneを忘れたり、紛失しても、Apple Watchで決済できれば行動の選択肢が増えるのも心強い。
Apple Watchのいいところ その3 iPhoneの通知を確認できる
iPhoneに多数のアプリをインストールしていると、頻繁に通知が来るようになる。ぶるっと震えたのでスマホを取り出して確認しても、その時には不要な通知だと無駄手間だ。
Apple Watchを着けていれば、振動で教えてくれるので、画面をちらっと見るだけで済む。返事が不要な要件であれば、スマホを取り出す必要がない。1回の通知で効率化できるのが数秒だとしても、ちりも積もれば山となる。この快適さは侮れない。
Apple Watchのいいところ その4 寝てるときに充電してもアラームは使える
Apple Watchは毎日充電が必要だ。Apple Watchには睡眠を記録する機能が用意されており、本来であれば睡眠中も着けておきたいところ。とは言え、寝るときには着けたくないとか、夜間にしか充電するタイミングがない、ということもあるだろう。
身につけていないとアラームに気がつかないので、夜間充電しつつ、Apple Watchで起きるなら「ナイトスタンド」機能を利用しよう。アラームを設定した時間になるとサウンドが鳴り、デジタルクラウンを押すとスヌーズ、サイドボタンを押すとオフになる。
Apple Watchのいいところ その5 遅刻を防ぐためにちょっと時間表示を進める
10分前行動ができず、やむを得なく時計を10分進めているという人もいる。正確なデジタル時計だと遅刻を連発してしまうと言うのだ。そんな時は、アナログと同じように時間を進めることができる。
もちろん、本当の時刻設定をいじっているわけではなく、単に時計表示のみを進められるのだ。アラームをセットすれば、当然正確な時間になるので安心していい。
Apple Watchのいいところ その6 好みの画像を壁紙にできる
Apple Watchのウリの一つが文字盤を変更できること。多数の文字盤から気分に合わせて選べるのだ。クロノグラフ風やトゥールビヨン風、キャラクター物など多数のデザインが用意されている。
さらに、任意の画像を壁紙に設定できるのもポイント。愛する家族やペットの写真を文字盤にすることも可能。とは言え、日本人にはあまりそんなエモーショナルな機能は合わないだろう。
そう思っていたが、仕事でペットの画像を文字盤にしたら、癒やされすぎてそこからは愛犬の画像になってしまった。
Apple Watchのいいところ その7 ヘルスケアに活かす
スマートウォッチのメリットと言えば、活動量を見える化してくれること。「ヘルスケア」アプリで様々なデータを集約し、消費エネルギーなどを算出してくれる。ワークアウトにも活用できる。
Series 6では血中酸素濃度を計測することも可能。「呼吸」から「血中酸素ウェルネス」→「血中酸素ウェルネスを設定」を有効にして、「血中酸素ウェルネス」アプリで計測し、ヘルスケアに役立てることができる。
Apple WatchにはSeries 4から心電図機能が搭載されているのだが、残念ながら法律の問題で日本では利用できない。なる早での対応を期待したい。
Apple Watchのいいところ その8 iPhoneのカメラでリモート撮影ができる
Apple Watchからカメラアプリを起動し、シャッターを切ることもできる。シャッター音は鳴るので気付かれずに撮影することはできないが、ペットの油断した姿などを撮るときなどに利用できそうだ。
わざとiPhoneにロックをかけず置いたままトイレに行って、勝手にのぞこうとした人の顔を……なんてドッキリは人間関係にヒビを入れかねないので避けた方がよいだろう。
Apple WatchからiPhoneを使ったリモート撮影ができる
Apple Watchのいいところ その9 iPhoneを探す
家でも出先でもiPhoneを見失うということは多い。室内にあるとわかっていても、片っ端からひっくり返すのは手間だ。そんな時、コントロールセンターの「iPhone呼び出し」アイコンを押せば、iPhoneから音が鳴って場所を教えてくれる。
「iPhone呼び出し」アイコンを長押しすれば、音と同時にフラッシュも明るく点滅するので暗い部屋ではすぐに見つけられるだろう。
Apple Watchのいいところ その10 電話やトランシーバーとして使うことも可能
スパイのようにApple Watchを口元に近づけて、電話やトランシーバーとして利用できる。もちろん、ワイヤレスイヤフォンを利用することも可能。セルラーモデルであれば、iPhoneが近くになくても電話ができる。
とは言え、筆者の場合、電話はiPhoneを利用するのであまりこの機能は利用していない。しかし、電話がかかって来た時に手元で出るかどうかを判別できるのは便利だ。
ちなみに、電話がかかってきて、音が鳴ってしまった場合は、手のひらで覆えばすぐに静かになるので覚えておこう。
Apple Watchのいいところ まとめ ガジェットとして持っていて楽しい
Apple Watchはガジェットとして格好いいし、バンドを自由に選んだり交換したりできるのもいい。ケースサイズは40mmと44mmが用意されている。ボタンが二つしかないので操作に迷うこともない。
高度計を搭載しているので、屋内でも屋外でも上下移動を記録できる。IPX7等級の耐水性能を備えているので、水回りでも気兼ねなく利用できる。MacのロックをApple Watchで解除することも可能だ。音楽をApple Watchに保存したり、その逆にストリーミングで再生して楽しめる。転倒を検出することもでき、転倒後1分間に動きがなければ自動的に警察や救急などに通報する機能も備えている。
アプリをインストールすることで、流れている音楽の情報を検索したり、生活習慣を改善したり、移動や乗り換えをサポートしたり、タスクを管理したりできる。IoT家電と連携し、家の鍵を開閉したり、テレビや照明をオンオフすることもできる。
価格はApple Watch Series 6が4万2800円(税別)から、エントリーモデルのApple Watch SEが2万9800円(税別)からと、そこまでハードルは高くはない。もし興味があるなら、冬のボーナスもしくはクリスマスプレゼントを言い訳に手に入れてみては? きっと満足するだろう。