顔の模様が特徴的であるのみならず、しっぽがめちゃふさふさしてるのがたまらない子猫。2020年11月 サムスン Galaxy Z Fold2 5G
前回の「iPhone 12 Pro Max」に続いて、秋の大型スマホシリーズ。今回はなんと、折りたたみ式である。閉じると細長いスマートフォン、開くと大画面のタブレット、(ノートパソコンのように)半分だけ開くと上半分をファインダーにして下半分で操作できるという、デカくて高いけど面白いスマートフォンなのである。その名は「Galaxy Z Fold2 5G」。まず、開くとこんなにでかい。
Galaxy Z Fold2 5Gを大画面で使ってみた。開くと中から7.6型の巨大なモニターが登場する。これがなんと折りたたみ式なのだ。これで写真を撮ると大迫力
ここに写ってる猫、なんとうつ伏せになるのが得意。いやもう「え? 猫ってそんな格好で背筋伸ばしてうつ伏せで寝るもんだっけ?」とびっくりしちゃって。猫は丸くなって眠る、いや時にはもっとぐでっとした格好で寝ることもあるけど、真っ直ぐになってうつ伏せになる猫は珍しい。このまま匍匐前進しそう。
うつ伏せ姿がユニークだったので後ろからそっと狙ってみた。ほかの日に遊びに行った時もうつ伏せになってたので、このポーズが好きらしい。2020年11月 サムスン Galaxy Z Fold2 5G
というわけで、まずはいつもの保護猫シェルター QUEUEから。この折りたたみ式のスマホ、気に入っているのはモバイルノートPCのようにパカっと開いた状態で撮影ができること。そうすると上半分が撮影用のファインダーになり、下半分に直前に撮った1枚と操作系インターフェースが表示される。だから、その辺にポンと置いて撮れる。めちゃ楽チン。良い場所があったら三脚要らずなのだ。
ちょっと折りたたむとこんな風に上がファインダーに、下がコンソールになる。好きな場所に置いて撮れるのでこれがなかなか便利なのだ
こういう撮り方ができるのってなかなかない。まあ、折りたたみ式のスマートフォン……それも大きなディスプレーが真ん中で折りたためちゃうという妙なスマートフォン自体が珍しいわけで、そういう構造ならではのユニークな撮り方というわけだ。
背景をぼかすライブフォーカスモードで鉢割れを撮影。カメラを意識してない姿を狙えた。2020年11月 サムスン Galaxy Z Fold2 5G
地面すれすれで猫を撮りたいときなんかこの状態で床に置いちゃえばOk。ローアングルで撮ったピンクの肉球なり。
うつ伏せに寝てる猫のピンクの肉球。つい触りたくなる。2020年11月 サムスン Galaxy Z Fold2 5G
トリプルカメラを搭載しており、一つは超広角カメラ。狭い室内を広く撮るときにいい。前回、iPhoneで同じような写真を載せた気がするんだけど、まあいいや。
13mm相当の超広角カメラで撮影したシェルターの様子。昼間なので猫たちが思い思いの場所で昼寝してるってのがよくわかる。2020年11月 サムスン Galaxy Z Fold2 5G
猫って高いところにいたり低いところにいたりするし、猫を撮る時も高いところから撮ったり低いところから撮ったりしたいわけで、そんなときにこのスマホは楽しいのだ。さらにディスプレーが内側にも外側にもついてるので(外側のをカバーディスプレーと呼ぶ)、端末を開いてカバーディスプレーを使えばこんな風に猫自撮りも高画質なリアカメラでできる。