先進的な半導体プロセス技術の採用でも他社に先んじるApple(アップル)ですが、2021年には5nm+、そして2022年には4nmプロセスに踏み切るかもしれません。
TrendForceの報告によると、2021年に投入される「A15 Bionic(仮称)」プロセッサでは「N5P」と呼ばれる5nm+プロセスが利用されるそう。これにより、さらなる性能と電力効率の向上が見込めるそうです。
そして「A16(仮称)」プロセッサで採用される4nmプロセスはダイサイズが小さくなることから、チップの製造コストの削減が見込まれます。
今年はアップルからMac向けの独自プロセッサ「M1」が投入されるなど、同社のプロセッサ戦略にとって大きな転換点となりました。そして来年や再来年にやってくるかもしれない製造プロセスの変更は、そのような進化を後押しすることになりそうです。
2020-11-24 02:31:20