米Intelは11月19日 (現地時間)、第11世代Intel Core (Tiger Lake)を搭載したノートPCのホワイトブック市場向けキット「NUC M15 Laptop Kit」(コードネーム:Bishop County)を発表した。
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ショップやシステムプロバイダが提供するショップブランドやノーブランドのデスクトップPCが「ホワイトボックス」と呼ばれているが、ホワイトブックはそのノートPC版を指す。NUC M15は、Intel Evoプラットフォームの基準を満たす最新の性能・機能を揃えており、これまで先端的なポータブルPCや高性能ミニデスクトップを提供してきたNUCブランドで提供する。
NUC M15には2モデルあり、「LAPBC710」はCPUがCore i7-1165G7、メモリが16GB DDR4-4266MHz。「LAPBC510」はCPUがCore i5-1135G7、メモリが8GB DDR4-4266MHz。ストレージ用にM.2スロットを装備。Thunderbolt 4×2、USB-A×2、HDMIを備え、無線LAN機能がWi-Fi 6をサポートする。
第11世代Coreを搭載するAsusの「ZenBook 14 Ultralight」やDellの「XPS 13」を思わせるスペックだが、大きな違いは薄型ノートPCとしては大きな15.6インチのディスプレイを搭載すること。筐体の素材はアルミニウムで、シャーシ寸法は355x230x14.9ミリ。バッテリーは73WHr、最長16時間の動画再生が可能。
The Vergeは、NUC M15を採用したノートPC製品が999~1,499ドルの価格帯で販売されると予測している。