長らく使われてきたWindows 9x系に替わり、NT系カーネルを採用した初の一般向けWindowsが「Windows XP」。
後に人気となるこの新OSが発売されたのが、2001年の今日です。
基本的な操作感などは9x系と変わらなかったこと、従来のソフトウェアが動かなくなるというウワサも多くは杞憂に終わったこと、そして何より、最後の9x系として登場したWindows Meより安定して使えたことなどから歓迎され、長く使われるOSとなりました。
インストール手順がかなり省略されるようになり、従来よりも手間がかからなくなったのも魅力です。
残念なところをいえば、古い周辺機器ではXP用のドライバーが提供されない例が多かったことでしょう。ハードウェアは故障していないのに、OSが変わったがために使えないというのは、少々やりきれないものがありました。
Windows XPは基本的に32bit OSですが、AMDによるCPUの64bit化(x86-64、AMD64)に対応した64bitエディションも2005年4月に登場しています。ただし、AMDが64bit CPUとしてOpteronを最初にリリースしたのは、2003年4月。CPUの登場から、約2年ほど待たされることとなりました。
11月16日のおもなできごと
2001年、マイクロソフトが「Windows XP」を発売
2013年、ソニーがWindows 8搭載タブレットPC「VAIO Tap 11」を発売
2016年、アップルが写真集「Designed by Apple in California」を発売
2017年、マイクロソフトが13インチの「Surface Book 2」を発売
2017年、富士通が軽量ノートPC「LIFEBOOK UH90/B3」などを発売
2018年、国際キログラム原器の廃止を決定