Dynabookは11月10日、2in1ノートPCの新モデル「F8」を発表した。「コロナ禍におけるリモートや対面(での仕事)、ホビーなどでの使い勝手に考慮した」(中村憲政執行役員)として360度ヒンジを採用。ワコム製のデジタルペンもセットにしてタブレットとして使えるようにした。12月下旬に発売予定で、想定店頭価格は23万円(税別、以下同)。
タッチ入力とペン入力に対応するタッチパネル付きの15.6型液晶ディスプレイ(1920×1080ピクセル)を採用。画面にはノングレア(非光沢)処理を施し、見やすさやペン入力のしやすさを高めたという。CPUはIntel Core i7-1165G7 2.80GHzで、メモリは16GB。ストレージは512GBのSSDを搭載する。OSはWindows 10 Home(64bit)。
サイズは約355(幅)×230(奥行き)×18.9(高さ)mmで、重さは約1.72kg。インタフェースはUSB3.1×2、HDMI×1、USB4 Type-C×2、マイク入力/ヘッドフォン出力×1で、microSDスロットも備える。ワイヤレス機能はWi-Fi 6とIEEE 802.11ac/a/b/g/n、Bluetooth5.1に対応する。付属するペンの筆圧レベルは4096段階。
Dynabookは廉価モデルの「F6」も発表。CPUにはIntel Core i5-1135G7 2.40GHzを搭載。メモリは8GBで、ストレージには256GBのSSDを採用した。サイズ、重さ、インタフェース、ワイヤレス接続などはF8と共通で、想定店頭価格は20万円。